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Webサイトの構築とは

「Webサイトを作りたいのだけど」「サイトを新しくしたいのだけど」とはよく耳にするフレーズです。
「なるほど、なるほど、で何のために?」
「今時はどこの会社もありますし」「もう少しカッコよくしたいのだけど」「手間をかけずにだれでも更新できるようにしたいのだけど」
まぁ大抵こんな感じで話が始まります。
ところがアプリケーションプログラムを作るのと同じように、実はシンプルで直感的に操作や更新することの出来るWebサイトの仕組みを作るというのは、実はものすごく手間のかかる事なのです。
「え、コンピュータなんだからチャチャっとなんとか出来ないかな」、と。
大分そうしたイメージも薄れてきているかとは思うのですが、それでもやっぱりまだまだコンピュータならなんだか全部自動で出来ちゃうイメージがあるようで・・・。
もちろんそれに携わっている方でも、できるだけチャッチャと進めたいのも確か。
一度課題も含めて、その辺りを整理してみる事にします。

Webサイトを構築する為には何を考えなくてはならないのか?

どうやら世のビジネスでは6W2Hが使われる事が増えているらしいが、ここでは取りあえず「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」の昔懐かしい5W1Hで見てみることにしましょう。

いつ(When)、に関してはインターネットのショッピングサイト等の特徴としてよく言われるのが、24時間という事についてでしょう。これは実店舗に比較してきわめて特徴的だからなのだと思います。勿論それは大事な側面でサイトの意味を左右する骨子ともなる部分なので十分検討する必要があります。しかしWhenを時間として捉えた場合、もう一つ大事な点があります。それは応答速度。Googleでは、0.5秒遅くなると、検索数が20%減少すし、amazonでは、0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少するらしいです。世界一の通信インフラを持つ日本ののんきな私でも、トップページでいきなりNowLoadingが現れ、スライドショーが現れたりすると確実にそこが目的のサイトではない場合はウインドウをクローズしてしまうことがあります。この相手にストレスを与えない応答速度は結構大事なのできちんと検討事項に入れるべきでしょう。

どこで(Where)に関しても幾つかの側面があります。最も大きいのは最近のインターネットへの接続方法の多様化による、高速な有線接続かそれとも国内での比較としてはまだまだ遅いモバイル接続か、という点です。これは上の応答速度に直接起因する問題です。通信速度に起因するWhereに関するもう一つのケースは文字通り世界のどこ、という問題です。世界一の通信インフラを持つ日本を基準にすると、例えば『どこ』に中国が入る場合などは、応答速度をかなりシビアに検討しなくてはならないことになるでしょう。

だれが(Who)はサイトの利用者、見てもらい人ということになるはずですが、それはネットで接続可能な多くの人なのか、それとも組織内のイントラネット利用者なのか、コンシューマなのかビジネスパーソンなのか、上に絡めて言うと日本人(日本語)だけでいいのか外国人(他の言語使用者)への対応も必要なのか、などの違いで要件が変わってきます。

なにを(What)は非常に重要な勘所。売り物(売っている製品ではなく訴求ポイント)が無くてはサイトに来てもらう意味が無くなってしまいます。よそにも同じようなものが、という事であればなおのこと、訴求ポイントを明確にする必要があるでしょう。

なぜ(Why)にもまた2つの側面があります。それはサイトを開く側の『何故』とサイトを訪れてくれる人の『何故』です。大抵の場合はサイトの構築側の何故が前面に押し出される事が多い気もしますが、基本的には来てくれる人の何故に準じるべきものだと思います。

どのように(How)はここまでの内容を踏まえた上でいかに伝えるかということになるでしょう。『なに』と『なぜ』を軸にして内容やストーリー、ボリューム、構成や機能を過不足無く配置し、『いつ』『どこで』『だれが』訪れてもストレスを与える事無く『なに』と『なぜ』に答えられるには『どのように』すべきか。まぁこれが難しい訳ですが。

なぜWebサイトをつくるのか

もう一度振り出し戻るようですが、そもそも全ての検討事項はこの『なぜWebサイトをつくるのか』という所に帰結します。しかしこれこそケースバイケースですし、それぞれのサイトを作ろうと思った訳に起因する事ですから、これを読んでいる人の中に鮮明ではなくとも思いがある筈です。それを基に社内でも外部でもそれを形にするデザイナーや技術者とよく話し合うしか無いでしょうし、多くのサイトに詳細に書かれているのでいろいろ検索してみてください。

なのでここでは主に一般的な技術の話に焦点を絞らせていただき、上記のような内容には個別にご相談いただければお受けいたしますのでご連絡ください(営業モード)・・・と申し訳ない形で終わらせていただきます。

サイトの構築にあたって検討すべき技術的な課題とは

で、サイトを作ろうというイメージがあっても普通はあまり見えていないだろう技術的な側面での具体的には何をすべきなのかの話題です。

一応検討項目だけ思いつくまま抜き出してみる事に。

  1. だれを対象にしたサイトなのか
  2. サイトの基本的な機能構成を考える
  3. どうやってサイトを作るかを考える
  4. サーバをどうするか考える
  5. サイトの基本的なデザイン構成を考える
  6. どういう行程で作って行くのかを考える
  7. SEOに関して考える
  8. 更新は誰がするのか考える
  9. ランニングの決めごとを考える
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