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どうやってサイトを作るかを考える

機能に関する要件が絞り込めてきたらそれをどのように実現するかを検討しなくてはなりません。

このどうやってという問いには、自分で作る、だれかに頼むという事からはじまって、オープンしたサイトのコンテンツの追加や修正、管理までが含まれます。自分んが作り管理するのであればどういう形でサイトを作成しても何も問題ないでしょう。

ですが多くの場合は誰かに構築を手伝ってもらい、誰かにコンテンツの追加や管理を任せることになるのではないかと思います。じつはその時にこそ問題が顕在化してくる事が多いように思います。

どうやってにはランニング時の対処等も十分に検討した上で構築の方法を検討する事が重要かと思います。


どうやってサイトを作るか、とは

どうやってサイトを作るかに関しては、そのまま何を扱うサイトであるかにより、さらにはそれをどう扱うかという機能に結びつきます。

  • ものを販売したいというなら1からショッピングサイトを作るよりも楽天やAmazonに出したほうが、という場合も多いかと思います。
  • 自社商品を独自にということならECサイトの立ち上げということになりますし、予約管理システムならそれに向いたシステムを導入することになるでしょう。
  • ECサイトの場合はサイト構築とともに決算システムや情報管理にも十分な検討が必要でしょう。
  • 何か情報を発信したいだけ、という事ならブログサイトのデザインをカスタマイズしたり、FaceBookに企業や団体などのページを作るというのもお手頃かと思います。
  • 情報を発信したいという事だけであっても、そのフィードバックをどう吸い上げるか、問い合わせをどう受け付けるかなどの機能が必要になります。
  • そもそもどんなサイトでもコンテンツを掲載し、メンテナンスや追加が必要になってくるわけですから、それらをどのように効率的に管理するかという問題もあります。
  • 多くのコンテンツがあり、またそこへのアクセス方法が携帯やスマートフォン、PCにと多岐にわたる場合、それぞれを別のサイトとして管理するのか一つのサイトとして機能的に振り分けるような仕組みを使うのかの検討も必要でしょう。
  • これらの問題も、ブログサイトやFaceBookにはコメントや問い合わせとして使用できる機能もあるので問題ないでしょう。
  • しかし会社として独自のドメインでとか、きちんと自社のサイトとして、などと言う場合にはやはりきちんと構築する必要があるでしょう。
  • その場合には基本的にホスティングサービスにHTMLなどのページ素材をアップし、ホスティングサービスで提供しているカウンタや問い合わせフォームなどのCGIライブラリ等を使用する事でちゃんとしたページが作れます。
  • 小規模のサイトで、ご自身で管理、更新できるのであれば、最初だけデザイナーにお願いするにしても、これが最も廉価で構成できる形かと思います。
  • もちろんホスティングサービスで提供していない機能を使用したい場合等は、この方法でだけでは対処できないことになってしまいますが、ネットには様々なものが公開されているので自分で設置できればなんとかなるかもしれません。
  • しかしコンテンツが増え、関わる人間が増え、管理を分担しようとする場合、それぞれのスキルや環境の違いを吸収し一定の品質を保つのは非常に難しい問題になるかと思います。
  • さらに多言語対応となると、そこに対応言語数を乗算する形で条件が増えて行きます。
  • なにをどのレベルで対応し何処までを機能として対応し、何処までをオペレーションで対応するかなど、様々な条件で機能要件の複雑さは決まって行くのです。

DreamweaverでいくかCMSで行くか

最低限のコンテンツの表示とナビゲーションさえあればいい、というならHTMLのオーサリングソフトで行う事も可能かもしれません。昔々、editerのみでHTMLを書いていた時に、Macromediaから出たDreamweaverを使い、これで楽が出来るなぁと感動したこともありますが、最近はあまり使わなくなってしまいました。作成時点ではいろいろと楽なこともあるのですが、Dreamweaverで作りこんだサイトは同じようにDreamweaverに習熟した人でないとメンテナンスやコンテンツの追加や編集が難しいように思います。

なので更新の少ないホームページであるか、社内にオーサリングソフトの達人が常に確保できいる場合い以外は当然その都度外部にお願いすることになるかと思いますので、イニシャルにランニングを加えて考えると、なかなか大変ではないかと思います。(私自身、自サイトの為にコンテンツの更新をHTMLレベルで行う気力はなかったりします)

そんななか今はCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)と言われるものが主流になっています。CMSはサーバ上のデータベースシステムにいろいろな情報を格納し、Webサーバからリクエストがあると、それをHTMLのひな形に当てはめて返してくれる仕組みです。この仕組みのおかげでブラウザを使ったフォームのような形式でデータベースの内容を書き換えるだけで、Webサイトのデザイン書式に当てはめて表示してくれますし、ユーザインターフェースやお問い合わせなどの機能の追加もしやすいという利点があります。

勿論CMSはサーバに設置するプログラムの固まりですので、設置設定にはそれなりのスキルが要求されます。ですが一旦設置してしまえば、HTMLやCSSを勉強してDreamweaverで同様の内容のホームページを作成できるようになるよりも簡単だろうとは思いますが。

もう一つCMSで誤解が多いのはCMSを使うとデザインの自由度が無くなるという誤解。確かにHTMLやCSSの他にCMSの機能やテンプレート関連の知識が必要になるので、デザイナー側にも敷居が高いのは確かですが、CMSとはそもそもプログラムでテンプレートにデータを当てはめて吐き出す為の仕組みでしかないのですから、HTMLとCSSの組み合せで出来るものは、その機能に習熟しさえすれば基本的にはどのようなデザインにも対応できる筈だと思います。(CMSに寄る所は大きいとは思いますが)


CMSとは

CMSにもいろいろな種類がありますので目的にあったものを選択しましょう・・・で何か書こうかと思ったのですが、 『MdN Design Interactive』さんの『Webサイト制作最新トレンドの傾向と対策』『impress』さんの『ステップ式! CMS活用 はじめの一歩』『ubicast』さんの『CMS導入のメリット・デメリット』などにいろいろと詳しいのでそちらを読んでください。

一応CMSの有名どころを列挙。MovableTypeWordPressMTOSJoomla!DrupalXOOPSMODxCMS DesignerConcrete5GeeklogOpenCms


CMSを選択した場合の注意点を

上記のサイトなどで様々なCMSがあること、多くのサイトがCMSに移行しはじめている事、CMS導入のメリットやデメリットに関して読まれた事と思います。

なのでここでは導入に関する実務的な注意点をいくつか。

  • それぞれのCMSには、どんなプログラム言語で構成されているか、データベースは何が使われているかなどの動作条件があります。
  • それらの条件によってレンタルサーバやホスティングサービス等で使用の可否がでてきます。
  • 使用を前提としたホスティングがある場合などは使用条件を調べる必要があります。
  • 新たに契約する場合も使用条件を明確にしたうえで各社を比較する必要があります。
  • 使用言語で言えばPHP、データベースで言えばMySQLなど開発者や利用者の多いものの方がのちのち開発やサポートが受けやすいでしょう。
  • 見栄えやかっこよさだけでなく、基本的なサイトの構造の設計やメンテナンスや更新などまで考慮した提案を行ってくれるところにお願いするのがいいでしょう。
  • CMSにも商用のものとオープンソースのものがあります。
  • 商用のものであれば開発元でのサポートが期待できます。
  • 開発元の会社でライセンスを買うとそこそこの値段で利用できます。ですが何か特別の要望があればそれを開発するには結構お金が掛かります。
  • しかし商用のものはその会社が無くなると、そのCMSもまったく技術情報も無くなったりします。(10年ほど前に使っていた2つの商用のものは会社が無くなってしまいました)
  • 逆にオープンソースのものははやり廃りがありますが、ある程度開発者がいるものであればある日を境に全くどうにもならないという事は起こりにくいでしょう。
  • どんなCMSでも基本的にプログラムの固まりです。設置設定にはそれなりの技術や知識が必要です。なので結構お金が掛かります。オープンソースのものであれば自分で勉強すればお金はたいしてかかりません(作ってくれている人には深く感謝し経緯を示しましょう)。
  • どんなCMSを使おうと、その扱いには習熟が必要ですし、基本的なWebサイトに関する理解やHTML、CSSに関する理解は必要になります。
  • CMSなら更新が簡単になるかというと、きちんと更新のマニュアルやテンプレートをきっちり用意した上でその範囲に添ったものは明らかに簡単になります。
  • しかしマニュアルに添わない部分は逆に大変になります。何かあったらサポートしてもらえる体制を作らないと結局更新できませんよ、ということになってしまうでしょう。
  • 更新に関しては何処までの更新を自分たちでどのようにやるべきか、どこからの更新をどこに頼むべきか等を明確にすべきでしょう。
  • またそのガイドラインに関しての作成やフォーマットの用意等も予算に含めるべきです(慣れるに従って自分たちで、は止めた方がいいです)。
  • CMSによって使える機能や追加される機能が違っています。使う必要のあるもや使う予定であるものなどが可能かのチェックが必要です。
  • 無い機能の追加は、専用のプログラムを開発するという事ですから、結構お金が掛かります。
  • 機能そのものの修正と、表示方法やデザインの修正等は別の問題です。
  • ライセンスの形態で修正等が難しい場合もあります。
  • 現在人気なのはWordPressです。ブログのようなサイトを自分で立ち上げるには敷居が低く、書籍等も多いからでしょう。
  • しかしWordPressもCMSなので凝った事をしようとしたり、特別な機能を追加するには、やはりそれなりの技術を必要とします。
  • サイトの開設時にはあれ程度の費用を見込んでいるでしょうが、更新やメンテナンスなどのランニングの費用は社内で行うにしてもコストが発生しています。
  • 導入費用を安くても更新や変更、修正にサポート費用が高くなるケースもあるでしょう。
  • そうした費用も含めた計画が必要でしょう。
  • WordPressやXOOPSなどは自分のWindowsやMac、当然Linuxでも動かしてみる環境を作ることができます。
  • Windowsの場合には『XAMPP for Windows』で検索してみてください。
  • Macの場合には『MAMP』で検索してみてください。
  • Macの場合、OS X Server 10.6までなら設定するだけでWordPressもXOOPSも動かすことができます。10.7.X以降はMySQLをインストールする事で使用する事ができます。(この辺りは何れ別項で)

このサイトはXOOPSで動いています

このサイトはXOOPSで動いています。日本初のCMSということで5年くらい前まではかなり人気がありました。残念ながら今はWordPressにその座を明け渡しています。

今回、WordPressと比較したのですが、現在いくつか使用しているサイトがあり、使い慣れているという事でやはりXOOPSにしました。

一時期の勢いが無くなっているXOOPSですが、現在も『XOOPS Cube 公式サイト』『日本XOOPSユーザーズグループ』をご覧頂ければ分かる通りかなり活発に開発が続けられています。

日本初ということで追加機能の開発者さんたちも国内に沢山います。そういう意味でも安心して使えるのではないかと思います。

  • このサイトで使用しているのはXOOPSというCMSです。
  • 日本初のCMSということで日本語のサポートもきちんとされていたこともあり、5年ほど前まではWordPressよりもにん人気がありました。
  • 当時のデザイナーには今ほどのXHTMLやCSS、さらにはPHPやインターネットの知識が無かった事で、難しいという認識のもと取りあえずブログという切り口では楽だったWordPressに圧されてしまったのでしょう。
  • 今回サイトを立ち上げるにあたっていろいろと試してみたのですが、当時よりXOOPSのメンテナンスはずっと楽になっています。
  • 実はXOOPSの中でWordPressを動かすこともできます。
  • XOOPSはXOOPSっぽいサイトしか作れないという風評がありますが、基本的にはデータベースに収めた情報をテーマやテンプレートを使ってHTMLを吐き出し、CSSやJavaを使ってデザインに反映したりインタラクティブにしたりというものなので、技術さえあればどんなデザインにも仕上げられると思います。
  • XOOPSを推すのは今でもいくつかのサイトでお世話になっているので慣れているのと、そのブレーンがいる事。そしてそれで不足を感じないからなのですが。
  • XOOPSに関しては開発者さんたちに敬意をこめて別項でもう少し書こうと思っていますが、XOOPSで動いているサイトをご覧頂くのが早いかもしれませんのでご紹介XOOPS で作られているサイトのまとめ
  • 一応フェアーである為に、Webサービス作成日記さんのCMS の日本でのシェアは WordPress が一人勝ちになっている件をご紹介。
  • WordPress、XOOPSなどご相談があればお問い合わせをお待ちしています。
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